佐々木　茉友（Mayu Sasaki）さんの最新作
「Wordless space」のご案内





先ずこの作品で目につくのが、外観の砂。
アクリルの筒の内側には、茶色のサラサラした砂が入っていて、筒を回す度に
サラサラサラーっと砂が動きます。


まるで、砂漠の夜を連想させる外観。
そして、筒の中はまさにブルーの世界。


オブジェクトケース背面がブラックがほとんどのなか、この作品はケース背面が 濃いめのブルー。


タイトルのWord less 言葉の無い、とありますように
この作品を見ると、何故か不思議な「無の境地」に引き込まれていくような
不思議さと美しさが空間内に共存しております。


２ミラー８ポイントオイルタイプで、２ミラーですが底辺にもミラーを使用しておりますのでトンネル状でもあり、反射もしていて空間的な広がりを感じさせてくれます。


夜の星空のキラキラを見ているようでもあり、海の水中から海面を見上げているような
静かで、美しい世界観が綺麗に表現されております。


ミラーのカットと、合わせも非の打ちどころもないほど、パーフェクト。
是非とも、素敵な感性と高い技術力を持ち合わせた、佐々木さんの魅力をご覧ください。


今年、初めに鎌倉ヴィヴァンが名古屋で開催した万華鏡展でも、高い評価を得ることができ、既に多くのファンの心を掴んでおりました。


素敵なタイトルが書かれた専用の箱付きですので、宝物や贈り物にもお薦めです。





ご本人からのメッセージとプロフィール
初めて鎌倉ヴィヴァンが企画開催していた万華鏡を見たとき、万華鏡に見られているような、
不思議な気持ちになりました。
なぜか目を逸らせなくて、
今まで表に出さずにいた思いが押し寄せてくるような、そんな感覚でした。
万華鏡の映像は流動的で同じものがなく、
一瞬一瞬の輝きに、とてもエネルギーを感じます。
過去を後悔したり、未来に不安を抱いたりすることもあるけれど、
大切なのは今を自分らしく生きることだと、教えてくれているのではないかな、と思っています。
自分の正直な気持ちと向き合うこと、
それが私にとっての万華鏡です。



PROFILE
佐々木　茉友
2021年12月　鎌倉ヴィヴァン＆テレビ愛知共催　万華鏡展にて万華鏡に出会う
2022年春 独学で万華鏡を作り始める
鎌倉ヴィヴァン＆渋谷Bunkamura Gallery「第3回万華鏡全国公募展」入選
2022年秋～ 「カレイドスコープPHOTON」鈴木明子氏に師事
2023年4月～6月 万華鏡プリズム「お花の万華鏡展」にてデビュー 
2024年１月　鎌倉ヴィヴァンにてご紹介