日本を代表するウッドターニングアーテイスト
高林　千稔による最新作「Phenomenal/Twilight」のご案内









日本人の万華鏡作家の中でも、ウッドターニングの技法で万華鏡を製作される作家は非常に希少。
その中でも丁寧、美しい仕上げに定評高い高林さんから素晴らしい最新作が入荷しました。



タイトルのphenomenalとは、（自然）現象の、感知できる。などの意味で
まさにこの作品は、スーパーナチュラルにして、色彩の色と色の混じり合い方が
極めて、自然でうっすらとした優しい色の世界からエッジの効いた切れの良い映像への
変化を見せてくれるありそうでなかなか無い、万華鏡と言えましょう。


「Twilight」
また、今後はPhenomenalシリーズでいくつかのイメージを展開されていくとのことですが、この中でも「twilight」夕焼けや黄昏時をイメージして作られております。


小さくて可愛らしいボデイからは想像を絶するような色彩が
中を覗くと、一気にトワイライトゾーンの世界に引き込まれます。
オブジェクトケース背面に細野氏の偏光板を使用し、光の取り込み方で色彩が劇的変化。


オイルタイプで、何とも言えない色彩美。


中の映像は２ミラー４ポイントですが、黒い縁にカーブベンドするようにしていますので
中のオブジェクトの変化と相まって、美しい模様を見せてくれます。





また、これぞまさしく高林さん。　と言えるほどのウッドターニングによるデザインで
まるで気球を連想させてくれる、カーブを活かした美しいボデイデザインとなっているのでインテリアとしてもお洒落な空間を演出して飾れます。
深みのあるグリーンから、薄い透明感あるグリーンの交差だけでも美しい層が表現されておりますが、
絶妙なカラーのピンク、紫が何ともいえないほどの調和を見せてくれます。


軽く、回しやすい筒
女性の手でもすっぽりと中に納まるほどの可愛らしく小さなデザインで、どんどん愛着も沸いていくでしょう。
余計なものはなく、極めてシンプルながらにして、中の映像のみをご自身の直感と合わして御覧になってみてください。


そこには、高林さんのこの作品にかける情熱がぎっしりと詰まっております。
これぞ、万華鏡らしい美しい作品。
鎌倉ヴィヴァンが自信をもってお薦めできる逸品です。


「Phenomenal」シリーズのご案内
＊Classic・・・ドライだからというだけではなくい、ブッシュスコープからのアメリカンドライスコープを意識したもの。


＊Blue・・・青色をとことんイメージして追求
＊Sett・・・ケルトの民族衣装の四角く区切られた、格子状の模様の事を意味します
＊Twilight・・・夕焼け時や黄昏時の空をイメージしたもの
＊Daydreaming・・・ボケーっとしているような状態のこと